こんにちは、PlayDot代表の菊池です。
本記事では、自社ECを作るための手段がたくさんある中で、
「ShopifyでECサイトをつくるべき、たった1つの理由」について解説していきます。
このページを見ているあなたは、このような思いを持っている方かと思います。
- 「これから自社ECをShopifyで作ってみたい」
- 「自社ECをShopifyで作るべきか、他のカートシステムで作ろうか迷っている」
- 「自社ECを運営しているけど、いま話題のShopifyに移行してみたい」
本記事を読むことでShopifyへの理解がより一層増し、
自社ECをShopifyで制作・移行するキッカケになれば幸いです。
1、Shopifyの最大の強みとは?

まず「Shopifyの最大の強み」は何だと思いますか?
もしShopifyについてある程度知っていれば、いろんなが特徴があることがわかります。
- 月額3000円から本格的なオンラインストアが作れる。
- デザイン性が非常に高い。
- アクセスが集中しても、99.999999%サーバー落ちしない。
- 海外への販売が簡単。
他にもたくさんありますが、これは「Shopifyの強み」のサブ要素にしか過ぎません。
じゃあShopifyは何がすごいのでしょうか?
それは「外部のサービスとの連携性が非常に高いこと」です。
大事なことなのでもう一度言います。
Shopifyはすでにある「外部サービスとの連携性」にめちゃくちゃ優れています。
Shopifyで作成した自社ECを軸に、外部のあらゆる
- 販売チャネル
- 広告チャネル
- 開発ベンダー
と簡単に連携することが可能です。
これこそがShopifyの最大の強みであり、移行すべき理由の根幹の部分です。
それ以外のサーバーが強いとか、デザイン性に優れているとかは、サブ要素に過ぎません。
これらの要素は他のECカートでも満たしています。
2、自社ECの最大の弱点はなにか?

突然ですが自社ECの最大の弱点はなんだと思いますか?
それは、シンプルに集客が難しいことです。
「自社ECは砂漠の中に店を開くようなもの」だとよく言われます。
そんな時に助かるのは、近くのオアシスにある町の住民に協力してもらうことです。
とはいえ、いきなり協力してもらうのも結構大変ですよね?
近くの町の人とすでにコネがあるならまだしも、コネがなかったら、コネづくりから始めなければなりません。
特に町の商人や職人さんは、一見さんには厳しいです。
しかし、Shopifyでできたお店は違います。
すでにShopifyが近くの町の人と強力なコネを持っています。
なのでShopifyブランドがあれば、気難しいオアシスの町の方々も簡単に手伝ってくれます。
- 「広告屋」とコネがあるので、近くの町で簡単にビラ配り可能
- 「商人」とコネがあるので、町の大きいモールでも販売可能
- 「職人」とコネがあるので、お店を簡単にリフォーム可能
Shopifyでできたお店は、これらのお金と手間がかかる作業を、
Shopifyブランドの力で、近くのオアシスの町の職人や商人を巻き込んで、簡単にできでしまう。
このようなイメージです。
話を戻します。自社ECは集客が難しいです。
この自社ECの最大の弱点を、Shopifyは外部サービスとの連携を強みとすることで、
自社ECの弱点を、最大限に補うことができます。
これがShopifyの最大の強みであり、ShopifyでECを作成・移行すべき最大の理由です。
それではShopifyと連携可能な外部サービスにどのようなものがあるかご紹介します。
3、Shopifyと連携可能な外部サービス

(1) 広告チャネルの連携
Shopifyでは、簡単にお店のビラ配りができます。
- Shopify × Google広告
- Shopify × Facebook広告
- Shopify × Instagram広告
- Shopify × TikTok広告
- 他多数
これらのWeb広告の設定はShopifyの管理画面から、出稿、分析まですべて可能です。
WEB広告の運用をされている方なら分かると思いますが
いちいちそれぞれのサービス管理画面に行くのは本当に面倒です。
しかしShopifyなら外部サービスに移動せずに、Shopifyの管理画面から操作可能です。
ちなみに、TikTok広告と連携したのはここ最近です。(2021年2月から連携)
ここでもShopifyの経営陣の巻き込み力の高さが垣間見えます。
(どうやって口説いているのか教えて欲しいくらいですね)
(2)販売チャネルの連携
- Shopify × 楽天市場
- Shopify × facebook Store
- Shopify × POSレジ(リアル店舗)
インパクトがあるのは、Shopifyは楽天市場と連携が可能なことです。(2020年4月から連携)
販売したての自分のお店の商品を、一気に全国のヨーカドーで売ってもらうイメージです。
もちろん自社のECと、楽天市場の「在庫情報」や「発注情報」などは同期されます。
ヨーカドーで売れたら、自分のお店の在庫が勝手に減っていくイメージですね。
他にも、日本ではまだまだ普及していませんが、
ShopifyとFacebook Storeを連携させることが可能ですし、
Shopifyとリアル店舗のPOSレジと連携させることも可能です。
現状はまだまだ販売チャネルは限られています。
しかし何と言っても、Shopifyの最大の強みは連携性の高さです。
現在は日本の大きいモールだと、楽天だけですが、
これから、Amazon、eBay、Yahoo!等と連携して販売できるようになるかもしれませんね。
なぜなら、Shopifyの経営陣は巻き込み力が強いからです。これからの未来に乞うご期待。
(3) 外部ベンダーとの連携
Shopifyは世界中の職人さんを巻き込むのが強いです。
Shopifyでは、ECの機能を拡張するための、アプリが多数用意されており、
現在Shopify App Storeでは5000種類以上のアプリが用意されていて、いまもガンガン増えています。
» 参考:【入れなきゃ損する】Shopifyおすすめアプリ10選
なぜ増えているかというと、世界中の優秀なエンジニアや開発ベンダーがこぞって、
Shopifyをよりよくするアプリを作ってくれているからです。
これらを使うことで、例えば簡単にチャットボットを追加できたり、SNSでのログイン機能を追加できたりします。
しかも、導入にほとんどコストがかからないケースもあります。
これらの機能を一からエンジニアが作るとしたら、いくらかかるでしょうか?
システムの開発会社にぜひ、見積もりをしてもらいましょう!
100万円を超えることはザラですし、バグだらけものが出来上がることも珍しくありません。
まとめ
この記事では、 ShopifyでECサイトつくるべきすべきたった1つの理由を書きました。
最後にロジックを復習しましょう。
- 自社ECの最大の弱点は、集客が難しいことである
- Shopifyの最大の強みである、連携性の高さは、自社ECの最大の弱点である集客を、十分に補えるものである
- だから、自社ECの弱点を乗り越えられるShopifyで自社ECサイトをつくるべき
ぜひ、このShopifyの本当の強みを理解しつつ、
自社ECをShopifyで作ること、あるいは移行することを検討してみてください。
弊社では、ShopifyのECを制作 + 運用支援をするサービスをやっています。
» 究極EC侍:小さく初めて大きく育てるEC制作・運用支援サービス

この記事を書いた人

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(株)PlayDot代表の菊池 俊樹
1991年生まれ。岩手県出身、横浜市在住。
UXデザイナー/ エンジニアとして、学⽣時代から株式会社ディー・エヌ・エーにて勤務。その後、新卒にて入社後(駒澤大学外国歴史学科 2015卒)、同社デザイン戦略室にて、Webディレクター、アプリケーションエンジニアとして従事し、ソーシャルゲームや、新規サービスのLP設計/ 制作ディレクション、Webアプリのバックエンド実装業務までを従事。
その後、フリーランスのITコンサルタント/ Webエンジニアとして独立。(2018年)IT戦略の立案、 PM/PMO、Web開発、デジタルマーケティングといった、新規プロジェクトIT戦略~施策実行まで、幅広いレイヤーの業務に従事。業務拡大に伴い、株式会社PlayDot設立(2021年)