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【先端医療体験レポート】バイオロジカル検査・遅延型フードアレルギー検査を受けてみた

コラムブログ

(株)PlayDot代表の菊池です。

バイオロジカル検査、というキーワードを聞いたことはありますか?

おそらく、聞いたことない方が大半だと思います。

ですが、このバイオロジカル検査、
今までの健康の常識を覆すような、そんなインパクトを持っているのをご存じでしょうか?

なんとこの検査で、世の中で良いとされている食事が、
自分にとって良くないものだった」ことがわかってしまうのです。

AmazonやYoutubeを開くと、人によって見えている情報が異なる、
このような光景は日常茶飯事となりました。

しかし、健康面ではどうでしょうか?

パーソナライズされているインターネットの情報とは異なり、
まだまだ画一的な状態ではないでしょうか?

今後、インターネットの情報と同じように、
健康面でのパーソナライズも進んでいくと思います。

「自分にとってフィットする食事 vs フィットしない食事」

これを炙り出すのが、
バイオロジカル検査の1種である「遅延型フードアレルギー検査」です。

フィットしない食事を知ることによって、
世の中で良いとされている食事が、
実は自分にとって害だった、ということがわかるだけではなく、
自身の健康や食生活を見直す、とても良い機会になると思います。

僕自身、相当な健康オタクです。

この検査の詳細を知った瞬間、いてもたってもいられなくなり、
気づいたら身銭を切って検査を受けていました。

今回、この遅延型フードアレルギー検査の体験レポートをシェアしたいと思います。

我こそは、健康オタクである、という方はぜひ読んでみてください。

今までの常識が覆るかもしれません。

遅延型フードアレルギー検査とは?

最初に、簡単に「遅延型フードアレルギー検査」について説明したいと思います。

アレルギーには2種類あるのをご存知でしょうか?

「即時型」と「遅延型」の2つです。

即時型とはすぐにアレルギー反応が出るもの、
花粉症やアトピー性皮膚炎等が、まさに一例です。
そして、即時型が一般的なアレルギーとして認知されていると思います。

「即時型」がすぐアレルギー反応が出るのに対して、
「遅延型」は問題のある食事などを食べてから、8-36時間後などにアレルギー反応が出てきます。
これが遅延型のフードアレルギーです。

「なんだか今日は調子が良くない」
「頭がボヤッとする」
みたいな日があったとして、
実は、その原因は1日前の食事だった、なんて誰が思うでしょうか?

このまさに謎の不調の原因となっていた、
食事を炙り出すのが、遅延型フードアレルギー検査です。

※ 補足
正確には「遅延フードアレルギー検査」の説明として、
「リーキーガット症候群」の程度を知る、というのが詳細説明としては正しいですが、
話の複雑さが一気に上がるため、ここでは詳細説明は省略します。
興味がある方は、「リーキーガット症候群」で検索してみてください。

実際に検査を受けてみた

この遅延型フードアレルギーの存在を知ったのは、
大阪でバイオロジカル検査をやっている小西先生の著書がきっかけです。

小西先生はFaceBookやVoicyなどでも積極的に情報発信している方で、
個人的にかなり尊敬しております。

この本を読んだ瞬間、健康の常識が覆ったのです。

僕はいてもたってもいられなくなり、
気づいたら、ネットで遅延型フードアレルギー検査をおこなっている、
クリニックを検索していました。

しかし、ここで壁にぶち当たります。

まず、そもそも、先端医療のため、実施しているクリニックの数が圧倒的に少ないことでした。
(あと怪しいところもいっぱいあり、どれを選べば良いかけっこう混乱しました)

それから、コスト面です。

このような先端医療は健康保険が使えないため、全て自己負担となります。
検査費用の相場は5 – 10万円位でした。

保険を使えるならまだしも、使えないので結構な負担額となります。
最終的に、神奈川の平塚にあるクリニックで受診する事に決めました。

検査当日

検査は、血液を採取するのみでした。
準備といえば、検査前は食事を抜くこと位で、あとは特にすることはありません。

診察 + 血液採取で、合計15分。
これだけなのに、最後のお会計が異常に高かったのが印象的でした。

あまりにも、短時間かつあっさり終わってしまったので、
平塚八幡宮を観光したり、平塚のコメダ珈琲でゆったり過ごして帰りました。

検査結果

血液は米国の研究センターに送られて、検査されます。
そのため、結果が分かるまでは、2-3週間ほどの期間を要します。

検査結果はこちらです。

こんな感じで、アレルギー反応が出る食事と、程度がリストアップされます。

ざっくり僕の場合は、乳製品と小麦、卵がダメでした。

検査結果を見て驚いたのは、卵の白身がダメだった、ということでした。
僕は卵が大好きです。卵かけご飯は毎日食べていました。
(卵はアミノ酸スコアが完璧、というのは健康オタクの常識ですね。)

しかし僕の場合、卵の白身が実は、体内の炎症の原因となっていた、ということです。

また、これは想像通りだったのですが、牛乳もダメでした。
そのため、意識的に牛乳は避けていたのですが、
今回の検査で、やはり自分の体にはあっていなかった、ということが明らかとなりました。

他にも、小麦がダメ、果物はオレンジがダメ、など割と衝撃的な事実が羅列されていきます。

この日から、食生活改善の日々が始まります。

今回、お世話になった平塚のクリニックでは、Zoomでの食事指導が無料でついていました。
これに加えて、「毎日の食事を撮影してフィードバックをもらうサービス」も添付されていました。

このようにして、検査結果が返ってきてからは、
医師の監修のもと、1-2ヶ月の食事指導の日々が始まりました。

食事指導の中で、卸業者専門のサイトから、海外サプリを取り寄せたりしました。
そして、この経験から日本のサプリ業界の闇も明らかになってきました。
これについてはいずれ記事を書こうと思います。

変化と今後

検査に基づいて、食事を改善した結果、
わかりやすい変化として、ほとんど風邪をひかなくなりました。

以前までは、半年に1くらいのペースで調子を崩していたのですが、
体調の波が少なくなり、安定感が強化されてきた気がしています。

また、寝起きがよくなりました。

寝起きは元々かなり悪かったのですが、
「適切な食事 + 適切な運動 + サウナ」の合わせ技で、
だいぶ改善されてきた気がしてます。

一方で課題もあります。

良くも悪くも食事指導を通じて、腸内環境が良くなり、消化や代謝が良くなりました。
そして、カロリーが過大な食事を取らなくなり、自分にフィットした発酵食品メインになりました。

その結果、必要以上に体重が落ちて体型がよりスリムになってしまいました。
元々痩せ型だったのですが、これが加速されてしまったイメージです。

今後は、摂取カロリーを増やす必要がありそうです。
まだまだ僕の健康への追求は終わりません。

終わりに

昨今、SNS広告等でよく食事の宅配サブスクサービス等を見かけることが多くなりました。
Googleでも、食事系のキーワードを入れると、某宅配サービスのリスティング広告がずらっと並びます。

どれも健康を謳っていますが、本当にそれは自分にとって健康なのでしょうか?

インターネットの情報と同じように、食生活もパーソナライズされる必要があると思いますし、
長寿化と、健康寿命の意識拡大から、パーソナライズの重要性もいずれ認知されていくと思います。

ちなみに「こんなのあったらいいな」と思うサービスとしては、
「遅延型フードアレルギー検査」で、その人にフィットした食事を調べ上げ、
パーソナライズされた食事が定期的に自宅に届くサブスクサービスです。

さらにマニアックな方には、
「SNIPs検査(遺伝子検査) + 遅延型フードアレルギー検査」で
さらに身体を詳細に調べ上げ、超パーソナライズされた食事が毎月届くサービスです。

おそらく一般受けは全くしないと思いますが、
いずれ医療機関等を巻き込んで、こんなサービスができればと妄想してたりします。

それと同時に、会社としても「身体面と、心理面」の2つの軸で健康面を重視した、
経営の仕組みを構築していこうと考えています。

今後、健康経営の取り組みも積極的にアップしていく予定なので、
ぜひ弊社のブログをブックマークしておいてもらえると嬉しいです。


この記事を書いた人

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(株)PlayDot代表の菊池 俊樹
1991年生まれ。岩手県出身、横浜市在住。
UXデザイナー/ エンジニアとして、学⽣時代から株式会社ディー・エヌ・エーにて勤務。その後、新卒にて入社後(駒澤大学外国歴史学科 2015卒)、同社デザイン戦略室にて、Webディレクター、アプリケーションエンジニアとして従事し、ソーシャルゲームや、新規サービスのLP設計/ 制作ディレクション、Webアプリのバックエンド実装業務までを従事。
その後、フリーランスのITコンサルタント/ Webエンジニアとして独立。(2018年)IT戦略の立案、 PM/PMO、Web開発、デジタルマーケティングといった、新規プロジェクトIT戦略~施策実行まで、幅広いレイヤーの業務に従事。業務拡大に伴い、株式会社PlayDot設立(2021年)
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